やったぁ! すごい! 伊織、決めちゃったよ! 相変わらず鳴り止まない声援をよそに、伊織はチームメイト達とじゃれあっている。 幼なじみとして、鼻が高いよ♪ 「花っ!」 不意に伊織と目が合い、伊織がわたしのところへ駆け寄って来た。