数分後、わたしはまた小走りで美術室へ戻ってきた。 「朝丘先輩!貰ってきましたよ〜」 ルンルン気分で中に入ると、キラッキラの笑顔で朝丘先輩が出迎えてくれた。 ほんっとにチョコ好きなんだなぁ... 「はい、どうぞ。トリュフだそうです。」 わたしはトリュフの入った小袋を先輩に渡す。 「ありがとう。」 にっこりと微笑んで、袋の中からトリュフを一つ取り出しパクッと食べると、 「おいしい。」と幸せそうに微笑む先輩。