「お姉ちゃん、可愛い♪」 鏡に映し出されたわたしは、確かにいつもとは少し違っていた。 ほんのりピンク色になった頬に、ぷるぷるの唇。 肌も、いつもより綺麗な気がする。 「わたしじゃないみたい...」 ボソッと呟いた声に、由季は笑顔で「大げさだなぁ。でも、素材がいいんだから、もっと生かさなくちゃね♪」と、楽しそうに言ってきた。 そして、わたしの腰まで伸びた、栗色の少しウェーブのかかった髪を丁寧にとかしていく。