花と言葉と愛情と

私の家から彼の家は少し離れてる
だから私を送ってくれた後
彼はUターンして家路につく

それが申し訳なくもあり
こっそり、愛されてるのを実感していた

彼が空を見上げた後
そそくさと車の扉を開け
私を入るよう促した

車を発進させ、しばらくたったとき
バケツをひっくり返した様な土砂降りが降ってきた