花と言葉と愛情と

『も、もう遅いので失礼しますッ!』

それだけ言い残すと図書室を後にした
赤い顔を隠すように廊下を駆け出す

きっと、びっくりしてるだろうな
悪い事したかなぁ?

彼の事しか考えずに歩く帰り道は
なぜだかとっても心地良かった