花と言葉と愛情と

そんな事を思っていると
彼はいつもより少し赤い顔で

「返事はいつでも良いから」
と言った。

不器用な彼の口からでた
私を気遣う言葉

そのどれもが愛おしくて
でもそれを口にできるほど
私は今、頭を素早く回す事が出来るわけなかった

『あ、うん。はい・・・』
やっと絞り出した言葉は
あまりにも最悪な物で・・・

この時、何で自分の気持ちを言えなかったのだろう?

すでに答えは決まってたのに