花と言葉と愛情と

オペ室の「手術中」の文字が
赤く点灯してるのが
やけに彼が事故にあったのを実感させる

それが私の心に二重に痛かった

ふと、周りを見渡す
こうゆう時は親も呼ばれるのだろう
だけど辺りは静まりかえっている

彼の親御さんはどうして来ないのだろう?
少し、考えて気づいた
私、彼の親御さんの事も兄弟の話も
昔の話も何もしらない