「言っておきますが私は…」 「もういいだろ。俺、朝は気分悪いんだよ。」 また話を遮った…。 「存じております。」 「…知ってて話かけたのかよ?」 「私に関係ありませんので。」 「……………………。」 まただわ。 また無言で見つめてくる。 でもさっきとはまるで違う。 私しか見えていない そのくらいまっすぐで 全てを見透かしそうくらい 強く冷たく逃れられない瞳。 さっきとは全然違うけど やっぱり不思議なふいんき。 どうしてここまで 急に変われるのかしら…。