そんなこと思いながら、私は歌帆とアヤトといつもどーりの帰り道を歩く。 辺りはちょっと暗い程度でまだ隣で歩くアヤトの顔が見える。 良く風が通るこの小さな丘みたいな道は、 アヤトも私もお気に入りのスポットだった。 しばらく歩いて歌帆て別れて、アヤトと二人きりになった。