「おいっ、そこの2人! その髪色は何だ!」 廊下から、竹刀を持った体育教師が迫ってきた。 教師の声色からして、きっと待ち受けているのは説教だろう。 俺と惣は、無言でアイコンタクトをした。 そして、同時に玄関から外へ飛び出した。 「こらー!! 待て!!!」 教師は竹刀を上げて大声で呼んだ。 だが、俺等は聞こえないフリをして校門も飛び出した。 別に逃げるほどでもなかったが、今日はサボりたい気分だった。 それはしょっちゅうある事で、中学の時からそれはずっと続いている。