「空雅………九頭竜社長は僕の作品知りませんよ。
そもそもこのコンテストはどの社がどのデザインしたかわからないから公平に審査出来るのがいいんですよ?」
ニッコリ笑いかけると汗をダラダラ流しながら
「たっ………楽しみにしているよ」
そそくさと別の会社を冷やかしに行った
「それでは全員着いたようなので」
それからコンテストでの注意点を軽く聞き羽衣達がいる場へ戻った
「キラキラぁ」
「おまっ………何で口周り汚ねぇんだよ」
何故か響の口周りが汚かった
「スタッフさんが皆にクレープをくれたんだけど、響食べるの下手で……」
「キラキラも食べる?」
「いらねぇから。服汚してねぇ?」
「俺、服は守った!」
何故かスゲー誇らしげに言われた



