観覧車が1番上に辿り着く時



「響寝てる」



遊び疲れたのか羽衣のひざ枕で寝てる響



「そろそろ帰るか」


「うん」


「響抱っこしてやるから」


「お父さんみたいだね」


ふふっと笑う羽衣



こんな暖かい家庭いつか築きたい


「綺良くん……結婚したらこんな家族になろうね」


「ブハッ……今俺も同じこと考えてた」


「え?」


「マジお前と結婚すると飽きなさそう」



周りに文句言わせない為にも第一歩として



子供服のデザインで優勝しよう