「お前どこ中学出身?」



急に後ろから肩を叩かれ振り向くと1人の男



「中学行ってねぇ」


「マジ?」


「面倒だったし」


「アハハッ!お前面白いな。名前は?」



「九頭竜綺良」


「俺はタケル。よろしくな」



タケルと仲良くなりアドレスを交換してホームルームが始まった



「委員会決めたいと思う」



担任の言葉にブーイングを飛ばすクラスメイト



「立候補ないか?」


「はいっ」



そう言って手を挙げたのはあの女



「お前は………時久だな。よし、何したい?」



「クラス委員長したいです」



物好きっているよなとあまり感心はなかった