「Quickより発表されるデザインはこちらになっております」 舞台袖にいると俺の会社の出番になった 「とにかく笑って歩いて端まで行ったら戻れ」 2人の緊張はピークのようで話かけても無視だった 「ほら、行ってこい」 トンッと背中を押すと歩きだした 俺はマイクを持ち商品のPR 「我社は身分には関係なく高校生のような若さでも上品に着こなせるドレスとタキシードに仕上げました」 それから5分ほどで俺達の発表は終わった