「これから出す指示に従え」


「うん」


「よし。あとは発表を楽しめ。食事とかあるし好きにしてろよ」



「はぁい」


とにかく空雅に負けないが目標だったが



「これはこれは綺良様。本日は我社としても自信作を持ち合わせておりまして」


「貴殿にはお世話になっていますが、残念ながら選ばれるのは我社です」




雑魚が地味にわらわらと俺を蹴落とそうとしてくるから




ムカつく



空雅は遠慮するくせに俺はまだ子供だから舐めてやがる



今にみてやがれ



こうしてデザイン発表が始まる