続・姫と王子の恋愛話




「そうか。それよりプロモ用のデザインの話は聞いたか?」



「はい。先程拝見しました」



「我社もデザインを提出することになりまして」


「は?」



このクソ親父



空雅もデザインの提出をさせるということは音彩が



俺達を競わせたいのだろう




「そうですか。まぁ負けるつもりはありませんよ。例え父親だろうと」



「奇遇だな。こちらとしても息子ごときに負けるほど落ちぶれていないからな」



家に帰ったらぶん殴ってやる



そう心に誓い空雅の訪問は終わった