続・姫と王子の恋愛話




「時久羽衣です!よろしくお願いします」



翌日、タケルと時久を連れて俺のプロデュースしている店にやって来た



「綺良様………大変申し訳ありませんが」


「何?」



「本日は空雅様がお見えになります」



「………あの2人は奥で雑用やらせて」


「かしこまりました」



部下は全員年上だが俺に対して敬語と様付けは絶対



こういうのが嫌だから九頭竜財閥から逃げたいと考えたのは



何回あることやら