「さて、勉強始めますか」
「言っておくが俺はスパルタ派だから」
その後2人は驚くほど馬鹿で俺は怒鳴るばかりだった
「う〜頭が痛い」
「毎日復習しろ」
「九頭竜くん厳しいよ〜」
「馬鹿なのが悪い」
頭を抱える2人を見てため息をつき
部屋の隅にある棚から紅茶の葉を取り出し
紅茶を煎れて2人に差し出した
「いい香り」
「ニルギリという紅茶だ。スッキリとした香りで頭のリフレッシュには調度いいだろ」
「スパルタとかいいつつ優しいな。綺良ってツンデレ?」
「タケルはまだ勉強したいようだな」
「ごめんなさい〜」
初めて出来た友達はいい奴で
すげえ安心したなんて死んでも言わねぇけど