「羽衣!出かけるなら連絡しろよ。心配するだろ」 「ごめんなさい。でもすぐ帰る予定だったし」 「言い訳は聞かねぇ。帰るぞ」 「分かった」 お騒がせしましたとニッコリお母さんに微笑み綺良くんは私の腕を掴んで実家をあとにした 「怒ってる?」 「別に」 「黙って家出たから怒ってるの?」 「別に」 明らかに不機嫌な綺良くん 「あのね!お母さんから宿泊券……」 宿泊券を貰ったことを伝えようとすると 「お前は勝手だな」 そう冷たく言われた