羽衣Side
私の旦那様は九頭竜財閥という大きな財閥の社長です
「綺良くん今日も帰り遅いの?」
「会議あるから。先に寝てろよ」
チュッと唇に軽くキスをして玄関を飛び出した綺良くん
「姉ちゃん!俺明日も泊まっていい?」
「やだ!」
リビングから顔を覗かせたのは弟の響
響は小学生の頃モデルをした経験から今は高校行きながらモデルの仕事をしている
「綺良兄からの仕事が1番金になるもん」
「だからって毎日の様に綺良くんに仕事貰いに家に来ないでよ」
私と綺良くんは結婚して2人で新居に住んでいるが毎日誰かが訪ねて2人っきりになることがない



