「九頭竜くん!今日こそ一緒に帰ろうよ」 「帰ればいいんだろ」 半ば諦め帰ることを承諾してしまった 「やったぁ!約束だよ」 俺のたった一言であそこまで笑顔になれる時久は俺のことがそんなに好きなのか またはただの馬鹿なのか わからないがそれでも本気で突き放したりしない俺はどうかしてる 「やべっ今日数学の宿題出たよな!?」 「あぁ」 「俺、明日確実に当たるのに………お前勉強出来るか?」 「普通」 「よしっなら俺に数学教えてくれ」 下校は結局こいつも加わり3人になった