翌日


いつも通りに学校に向かおうとした


「綺良、ちょっと来い」


空雅に呼ばれ書斎に向かった



空雅は何も言わずパソコンを俺に渡した



パソコンを開くと



「どういうことだよ」


「こっちが動く前に先手を打たれた」



昨日の写真こそ出ていないが俺の顔写真と九頭竜財閥の息子と大きく記載されていた


「あの女」


「昨日の女、調べたけど身元不明。名前も歳も何から何まで嘘ばかり」


空雅は完璧やられたと頭を抱えてソファーに腰を降ろした