続・姫と王子の恋愛話




「悪いがお前にあげるものは何もない」



「時久羽衣」



羽衣の名前に思わず身体が反応する



「お願い。わたくしのものになって」


「俺を手に入れてどうする」


「貴方が知る必要はない」


「舐めんな」


女はえ?と声を漏らし


「痛った……離して!」


声を上げる



「男の力に本気で勝てると思ってんのか?」


俺は女の上に馬乗りし、片手で女の両手を掴む



はたから見れば俺が襲っているように見えるだろう



「ごめん……なさい」


急に静かになった女