「羽〜衣〜ちゃん!」


「羽衣に近付くな」


「綺良くんに抱き着きたくなかった〜」


「俺だって男に抱き着かれたくない」



毎日こんなのが続くと嫌にもなる



「亮介、明日のパーティー出席するか?」


「お〜。もちろんパートナーは羽衣ちゃん」


「殺すぞ」


明日は久保グループが九頭竜財閥の傘下につく祝いのようなパーティー



だから俺と亮介はほぼ強制的に参加



「別にパートナーなしでもいいんだろ?つうかお前婚約者いるだろ」


「もう調べたんだ」



なんだか青い顔する亮介



この理由は翌日のパーティーでわかった