「九頭竜くんは彼女いるの?」


「いないけど」



「会った初日でこんなことおかしいかもしれないけど」



この先の台詞は何となく想像つく


「好きです!お友達から始めて下さい!!」



好きと言われるのは予想ついたが



まさかのお友達から発言には驚いた



「ぶつかった時とクラス委員長の時助けてくれたでしょ?


私、スッゴく嬉しくて」



顔を真っ赤にして話す時久に対して思ったことは



こいつはただの馬鹿正直だ







だった