「おい」


「綺良くん………」


男と羽衣の間に入り羽衣を自分の背中で隠すように前に立った



「何お前」


「それ俺の台詞。何人の彼女に手だそうとしてんだよ」


「まさか噂の綺良くん?」


「てめぇに綺良くん呼ばわりされたくねぇよ」


きっと俺達の間はバチバチと火花が散ってる感じ



「俺、久保亮介」


「聞いてねぇよ」


「お前の羽衣ちゃん貰うから」



亮介はまたあとでと羽衣に手を振り自分の教室に入った



何だあの男