「わ、わかりましたよ! 行きます、明日!」 「当然だ。 受験生の自覚を持て」 「すいません…」 「じゃあ明日の放課後、4時半から数学準備室で。 遅れるなよ」 「は、はい!」 「じゃあ気をつけて帰れよ。 帰ってからも勉強な」 「はい…」 と言って私と南先生は別れた。