「その女の人は本当は全員簡単に倒せたと思います」
はぁ?
無理だろ…
竹刀なんかじゃ。
「あの女の人、手を抜いていたんです。多分、もの凄い実力者です。だから僕は入隊させたほうがいいと思います…でなければあの人…死にます」
「………」
静まる部屋。
暫くの沈黙が続いた。
しかし、平助がその沈黙も破った。
「何で死ぬと思うんだよ?」
「それは…明日、あの人の目を見ればわかります…」
「目を、か?」
「はい」
はっきりと答える総司。
これは何だか明日が楽しみになってきたな。
「それじゃあこの話は入隊で決まりだな。誰か反対の者はいるか?」
シ―――ン…
「いないな…女の紹介は明日の朝幹部だけでする。それでは各自解散」
土方さんから解散の一言を告げられ皆はそれぞれ自室に戻っていく。
