「はぁ…仕方ねぇな…気をつけるんだぞ」
「僕は子供じゃないんですから…もしもの時があればこれがありますし…」
そう言って総司は刀に視線を向ける。
俺もつられて総司の腰に差してある刀に目を向ける。
「ね?」
薄く笑う総司。
ゾクッ…
背筋が一瞬で凍ったような気がした。
何だよその笑みは…
怖すぎんだよ…
「そっ、そっか…じゃあ俺らはこっち行くからよ」
動揺を隠せないまま早くこの場を逃げたいと言う一心の俺はそう言った。
「分かりました」
去って行く総司の後ろ姿を見ながらさっきの笑みを思い出す。
ゾクッ―
やっぱり総司は怖いな…
マジで怖よ…
「…さて、俺らも行くか」
そう隊士達に一言告げ、歩き出した。
