「おそらく…」


「何こそこそと話しているんだ!!」


あーあ


怒っちゃったよ…


「総司、気ぃ抜くなよ」


「原田さんこそ直ぐには死なないで下さいね?」


「お前なぁ…」


はぁ…


ほっんとに総司は…


「全員は殺すなよ?」


「………」


俺が念のため総司に言うと、怪しい笑みを浮かべた。


え?


何だ、その笑み…


「懸かれぇ――!」


頭らしき男の一言で相手が一斉に懸かって来た。


「お前ら!懸かれ!!」


俺も隊士達に指示を出し、目の前にいた浪士を斬った。


ザシュッ――