「桜さん、お願いします!私と勝負して下さい!!」
「………」
どうしよう…
確かに沖田さんは一番隊組長。
新撰組の中でも1、2を争うほどの実力者…
でも、私…
強い人とやってみたい…
「…いい…ですよ」
私が沖田さんとの勝負を受け入れるとさっきま静まっていた道場はまた、一気に騒がしくなった。
そして、さっきまで落ち込んでいた沖田さんの顔がパァーっと、一気に明るくなった。
「ホントですか!?ありがとうございます!!では、早速試合をしましょう♪」
「…はい」
沖田さん、どんだけ嬉しいんだ…?
たかが試合ごときに…
まぁ、そう言っている私も実は緊張している。
「桜さん。竹刀と木刀、どっちにしますか?」
「じゃあ…竹刀で」
「わかりました。土方さーん、審判頼みます」
「あぁ」
沖田さんが土方さんに審判を頼み試合を始めることになった。
