~時を越えて~ 時を越えた少女と桜の木の下の誓い




ブンッ、ブンッ、ブンッ―――


竹刀が風を切り裂く音が庭に、微かに響いた――


暫くの間素振りをしていると土方さんが来て


「着いてこい」


「はい」


私は土方さんの少し後ろを歩いた。


――――――――――――――――――――


土方さんの後についていくと道場が見えてきた。


ヤァ――――――!


バシッ!


道場に近づくにつれ威勢のいい声や、しないのぶつかり合う音が聞こえてくる。


ガラガラガラガラ――――…


土方さんが道場の扉を開けるとさっきまで聞こえてきた声や音が止まった。


そして今は皆、こっちを見ている。


へぇ~


ここが新撰組の道場か…


新撰組の皆はここで稽古してるんだなぁ…


何て、私は呑気に考えている。


そう言えば、私は誰と試合するんだろう?


多分、隊士の人と試合するんだと思うけど…