~時を越えて~ 時を越えた少女と桜の木の下の誓い




もう…



「ねぇ、知ってる?」



やめて…



「え~、なになに?」



お願いだから…


見たくない


こんな夢。


嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ…!


誰か…


誰か助けて…


誰か私をここから連れ出して…


一人でいられるような場所に…


周りの目なんか気にしないで居られるような場所に…



目の前が暗い闇に包まれた。


あ゙ぁ、あっ


い、や…


この先は…見たく、な…い




―――――――――目の前が白い光に包まれる。