~時を越えて~ 時を越えた少女と桜の木の下の誓い




何だろう…


この人達だったら信用してもいい気がする。


「あのっ!」


「なんだ?」


「これから私が話すこと、最後まで聞いて下さい」


「……よし、わかった。話してみろ」


「はい。…私は今から約、百五十年後の平成と言う時代にすんでいました。しかし、トラクターと言う乗り物にひかれ死んだはずだったんです。けど、目を覚ますと百五十年前のこの時代にタイムスリップ…言わば、時間を越えてしまったんです。そして、沖田さんに会い、今の状況にいたる…と言うわけです。………ですから、近藤さん達は私にとって歴史上の人物なんです。」


私は全てを話し終えると俯いた。


こんなの信じてもらえる訳がない。


殺されるに決まってる。


死ぬ覚悟はできている。


あの日から…


あの日から私は変わったんだ。


暗闇の先も見えない真っ暗な、真っ暗な道を歩いてきた。


「これで私の話は終わりです」