「………」
「………」
歩きだしてから沈黙が続いた。
別に話すこと無いしね。
私は男の後を追いながら必死に羽織の事を思いだそうとしている。
(袖口にダンダラ模様……そして…浅葱色の羽織…………!)
そこまで考えると一つの答えにたどり着いた。
(でもっ……まさか、そんなはずない!………だって彼らはッ…)
私はいてもたってもいられなくなり聞いてみることにした。
「あっ、あn「着きましたよ」」
しかし、運悪く私の声は男の言葉によって、遮られてしまった。
「どうかしましたか?」
そんな、私を見て不思議そうな顔をする男。
「いえ……何でもありません…」
「そうですか。」
