~時を越えて~ 時を越えた少女と桜の木の下の誓い




「残念だったな平助」


勝ち誇ったような顔で言う永倉さん。


大の大人が何やってんだろうな…


「ちくしょー!!しんぱっつぁん俺のおかずを返せぇ!!」


「負け惜しみは良くないぜ?」


「その顔うぜぇ…」


「今何つったぁ平助!!その口の聞き方は何なんだよ!?」


あゎゎ…


何か殴り合いでも始まりそうな雰囲気に…


ダンッ!


すると隣から机を叩く音と共に怒鳴り声が飛んできた。


「お前等いい加減にしろよ!静かに飯食ってろ!!」


と、意外にも二人の喧嘩を止めたのは原田さんだった。


「す、すまんな佐之…」


「ささ、佐之さんごめん…」


すると二人は噛みながらも謝り、波打ったように静かになった。


「はぁ~全くお前等は…ごめんな。何時も五月蝿くて」


原田さんは私の方を向き、何故か謝ってくれた。


「いっいえ…少し騒がしいぐらいがいいじゃないですか」


「少し、か…もう少し静かなら確かにいいんだけどな」


そう言って苦笑いする原田さん。


「でもこうゆうのも私はいいと思いますよ?さっきの喧嘩になりそうなところまではちょっとあれですけど…」


「…そうだな!」


にこっと笑い私の頭を撫でてくる。


原田さんって…頭を撫でるのが癖なのかな?


それによく笑う人だなぁ。