~時を越えて~ 時を越えた少女と桜の木の下の誓い




なんだろう。


ここは…


新撰組の人達は不思議だ。


「なぁ、早く飯にしようぜ!」


そんな事を思っていると、もう待ちきれないといった声が聞こえた。


「あぁ、そうだな」


私の頭を撫でていた原田さんはその手を私の頭から退かし、もう既に座っている藤堂さんと永倉さんの方へと歩みを進めた。


「稽古でお腹がすきましたねー」


原田さんに続くように沖田さんも席へ向かいだした。


ぼけーとその光景を見ていると、沖田さんが振り返り


「そこで何してるんですか?桜さんも御飯食べましょう」


と、声をかけてくれた。


私は「はい」とだけ短く返事をして自分の席に向かい、座った。


私の席の前には藤堂さんが座っている。


「もー腹へったぜ~。土方さん達はまだ来ないのかよー?」


両手を後ろについて顔を上に向けながら藤堂さんが言った。


「先に食べちゃいますか」


沖田さんの提案にまってましたと言わんばかりに藤堂さんが声をあげた。


「よっしゃぁー!いっただっきまぁーす」


その一言により朝御飯は始まった。


すると、藤堂さんが料理を食べた途端。


「うっめぇー!」


と、言ってくれた。