~時を越えて~ 時を越えた少女と桜の木の下の誓い




沖田の目に映ったのは…


気持ち良さそうに寝ている桜だった。


「はぁ…」


沖田は盛大な溜め息を吐く。


(なんで貴女は寝てしまうんですか…)


沖田は自分の下で、寝ている桜を見た。


(これからが、からかい時だったのに…)


そう思いながら桜の上から退き、横に座った。


「スゥ…スゥ…スゥ…」


「…今日の貴女は、倒れたり寝たりで大変ですね?」


沖田はそっと、桜の頬に触れる。


フワッ――


「ッ~!」


すると、桜がほんの少し笑った気がした。


「………はぁー」


沖田、またしても溜め息。


「何だか今日の僕、可笑しいです…」


沖田はそう言って桜の顔に自分の顔を近づける。


そして…


チュッ――