~時を越えて~ 時を越えた少女と桜の木の下の誓い




私は沖田さんに赤くなった顔を見られないように、思いっきり横に向けた。


こんな沖田さん、初めて見たよ。


って、ここにきてまだ数日しか過ぎてないけどね…


沖田さんってこんな性格なの?


初めて会った時の印象は……


冷たい人だったな…


笑ってるのに目の奥笑ってなかったしね…


「桜さん?どうして顔を逸らしてしまったんですか?」


上の方から声が聞こえた。


そんなの…そんなの…


「一番沖田さんが知ってる癖に…」


私は恥ずかしくて沖田さんの方を向けないので顔を横に向けたまま言った。


「え?僕が?分かりませんねー?」


また、上から声が聞こえる。


その言い方、わざとらしいんですけど?


「沖田さん…何か、楽しんでるません?」


「えー、楽しんでませんよー」


絶対楽しんでるよ…


声がすっごい楽しそうだもん。