~時を越えて~ 時を越えた少女と桜の木の下の誓い




「桜さん、逃げますよ!」


「えっ、ちょ…待って、わぁ!!」


そう言って沖田さんは私の手を握って走った。


「桜?」


突然走っていった私達を不思議そうな顔をしながら見ていた藤堂さん達。


「どうしたんだろうな…なぁ、佐之さん?」


藤堂は原田の方を向いた。


「さ、佐之さん?」


向いた先には顔を真っ青にした原田がいた。


「どうしたんだよ、佐之さん?」


藤堂は何があったのか気になり原田の隣に行き、原田の視線の先を辿った。


「…ッ―!」


すると、藤堂はみるみるうちに顔を真っ青にした。


「お、おい…」


永倉もそんな二人を見て、不審に思い二人の隣に行き視線の先を辿った。


「二人ともどうしちゃ…」


永倉も顔を真っ青にさせた。