言葉を言いきった瞬間、
君は目を閉じて動かなくなった...。

そして私がどんなに揺さぶっても、
泣き叫んでも君は目を開けることはなかった。

「わたし達、両思いだったんだね。」

そう小さく呟いた。

君がいなくなる寸前に、
私と君は両想いだったことに
気づいた---。

でも、もう遅い。

私が早くこの想いを伝えていたら、
こんなことにはならなかったのかな。

もしかしたら2人で仲良く
手をつないで歩いていたかも知れないね...。