吹き渡る風に
いきをして
共有していることを
思い出すの

大いなる空の
夢の中
わたしたちきょうも
いきている


ため息つくと
しあわせ逃げると
たしなめられても

しあわせなんて
いらないと
逃げていた
自分の無力さに
嫌気がさしていた


吹き渡る風に
いき をして
いかされてるきょうを
思い出すの

母なる大地の
揺りかごのなか
わたしたち きょうも
愛されてる



もうだめだって
諦めるたび
自分から遠ざかって

自分の弱さを
受け入れられず
幻を見ていた
偽りのわたしを
生きようとしていた


立ち止まり
雨に 涙して
生き急いだきょうを
思い起こしたの

憎しみあってた弱ささえ
ゆるしあえる奇跡を信じてる


吹き渡る風に
いき をして
共有していることを
思い出すの

大いなる空の
夢の中
わたしたち きょうも
いかされている