ある日の帰り。


友希「ばいばーい」

私は友希と別れると電車に乗り込んだ。

座れない…。
いつもはこの時間すいてるのにな…。
って…あれって…。

車内には例の目つきが悪い男の子が乗っていた。

…ついてないな…。
何かされるわけじゃないけど
たまに目合うし…。
威圧感すごいし…。

次の駅でおばあさんが入ってきた。
おばあさんは手に病院と薬局の袋を持っていた。

おばあさん…。病気なのかな？

そこで目つきの悪い男の子が立ち上がった。
そしておばあさんに近づいていく。
乗客はチラチラ心配そうにおばあさんを見守る。