私たちはマジックショーを見ていた。 「では! 次のマジックには客席の方に手伝いをしてもらいます! えぇとじゃあそこのお嬢さん!」 え?私? 伊織「大丈夫か?」 どうしよう…。 声出せないのに…。 「お嬢さん?どうぞ舞台まで上がってきてください。」 私は係りの人に連れられて舞台上まで上がっていく。 嫌だな…。 でも断ったら…ここに居れないよね…。 私は何とか アシスタントをやりとげた。 「ありがとう! お名前は?」