猫の気まぐれ



元レディースの総長だったらしいナナさんは
とにかく美人で人を安心させる魅力がある。



だからいつも店には人が集るんだ。





今日も私が店にでると人がいっぱいいた。
その中の一人が私に気付いて手を振ってきた。


「あっ美樹ちゃん!!まってたよ~。」


そのおじさんはこの店の常連の斉藤さんだった。







美樹って名前はこの場所にカズキたちが来ないための
予防線。







斉藤さんが大きい声だったからか
あたりの人もこっちをみる。



「いらっしゃいませ」


私は笑いながら挨拶していく。



お酌とか話相手をしていたら
ナナさんが私を呼んだ。