猫の気まぐれ





綺羅は必死になっている美羅の手を握った。

そして何かささやいて

俺をしっかり見据えた。





「カズキ・・。柚姫・・・。仁・・。邦・・。
美羅頼むな。
こいつうるさいけどいい妹だから。


お前ら。わりーけど俺、飲みやめとくわ。」



子供みたいにくしゃッと笑って
綺羅は死んでいった。


最後まで綺羅は綺羅らしい死に方をした。




喧嘩が収まったときには下っ端の
奴等も聞いたのか綺羅の元に集った。