゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚ 夜の端 。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。


小学生の頃からずっ

とそばにあった笑顔

が、今はとてつもな

く遠い。何も話せな

くてもいい。2度と

会えなくてもいい。

こんなに嫌われてさ

えなかったら。捨て

られた犬みたいにし

ょんぼりしててこの

みの下駄箱に自分の

想いをたくした手紙

をおさめる。返事の

代わりに酷い迷惑メ

ールばっかりくるか

ら、ケータイは使え

ない。きっと、ゆみ

達に脅されたこのみ

が、仕入れたアドレ

スを教えているのだ



 よし。

 息を吐き、自分の

運動靴を取りだす。

「ぎゃっ」

思わず投げつけた。

裏返った靴から、1

本、2本、ミミズが

はい出てくる。ツッ

パッた皮膚が、束に

なって床でうごめく