゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚ 夜の端 。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。


密集した葉の屋根に

は雨漏りしそうな穴

がたくさんあいてい

るが、光は浅くて、

輝きは下まで届かな

い。ふいに煙草の

匂いが漂ってきた。

見ると、小人が通れ

るくらいだけ窓がひ

らいている。うっそ

うとした景色と、こ

ちらとをへだてる

ガラス。乾いて幾日

もたっている、雨の

したたった跡がある



あけてみる。

ぶわっと煙たい空気

が流れこんでくる。

「くさぁ!」

ごふぉっごふぉっ。

せきこみ、目尻に浮

いた涙をぬぐう。

「草がどうした~」

まの抜けた声が聞こ

えた。口と鼻をおお

いながら外をのぞく

と、常居がブルーの

ジョウロをかる~く

ぶらぶらふっていた

。柄(え)の先から、

しょろしょろ水がお

ちている。