机の上に手をつき、
側転してキャッチ。
逆立ちで着地してな
んとか雑技団みたい
に180度以上開脚する
と、スローモーショ
ンで素足を床におろ
した。拍手してもい
いくらい華麗な演技
だった。
「おまえはなにがし
たいんだ?」
きみひろがぷっとふ
きだす。珍しいもの
を見た。あまりに普
通の笑顔になおは拍
子抜けする。
あんな風に笑うん
だ。もっと笑えばい
いのに。
まばらに居るクラ
スメイト達は明らか
に、ドン引きしてい
る。
「喜びの体現?」
「外でやってくれば
。思う存分できるん
じゃない」
「それもそうだな」
ポケットから靴下を
だしてはき、
ん?
と金髪は首をかしげ
る。
「あれ?」
皿のように丸いくり
んとした目が、なお
をキラキラと見つめ
る。



