゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚ 夜の端 。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。


けど、思いっきり校

則違反だ。

「おまえは……」

雑巾をバケツにほう

りこみ、きみひろは

口元をぴくぴくさせ

る。

「うちのクラス来ん

なっつっといたよな

。しかも……窓割れ

たら危ないだろっ」

彼はいつになく不機

嫌そうな顔をして

『元気』を蹴り飛ば

し、なんの苦労もな

く、戸を元の場所に

はめた。

「いいじゃんいいじ

ゃん、たまには来て

も。あ~、いつもこ

いつがお世話になっ

てます!」

ぶんぶん手をふって

深々とお辞儀する。

「窓だって割れてな

いんだから、余裕っ

しょ。ね、見て金パ」
ぴょんっと跳ねあが

り足を開くと、彼は

両手の人差し指で頭

を示す。

「これ見せたくって

さ。どう? 染めん

の時間か

かってよ~。今、学

校来たんだ」